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英国滞在歴に関する献血制限が緩和されます! [雑感]

先週、保健師の方から健康指導を受けた際、血液検査の話になり、
保健師 「手軽なところでは、献血という手段がありますね」
 「それが、私、英国への渡航歴があるので、クロイツフェルト・ヤコブ病の関係で献血できないんです」
保健師 「その制限、緩和されたという話を、年末に耳にした記憶が……」
 「ほんとですか? ネットで調べてみます!!」
というようなやりとりがありました。

情報の裏を取ってみると、昨年(2009年)12月11日付で、日本赤十字社からプレス・リリースされていました。
さすが保健師さん!!
教えてもらえなければ、きっとしばらく気がつかなかったと思います。
ありがとうございました。
ご覧になってはいないでしょうが、この場を借りてお礼申し上げます。


英国滞在歴に関する献血制限の緩和について
http://www.jrc.or.jp/blood/news/l4/Vcms4_00001421.html

2009/12/11

 英国滞在歴に関する献血制限は、平成17年2月に国内で初めて変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の患者が確認されたことなどを受け、輸血による感染防止を目的に、同年5月30日の薬事・食品衛生審議会血液事業部会運営委員会において審議され、1980年から1996年の間に英国に1日(1泊)以上滞在された方からの献血をご遠慮いただくこととなり、同年6月1日より実施いたしました。

 この度、平成21年12月10日に行われました薬事・食品衛生審議会血液事業部会運営委員会において上記の予防措置が輸血用血液製剤の安全性や安定供給等に及ぼす影響について検討された結果、下記の理由から英国滞在歴に関する献血制限の緩和が決定され、「英国滞在歴1日(1泊)以上」から「英国滞在歴通算1カ月(31日)以上」へ緩和されました。
 また、実施時期は平成22年1月中を予定しております。

  1. 英国渡航に由来する感染者がいる可能性が小さく、もし、存在しても感染拡大の可能性が小さいので、献血に起因するvCJD感染拡大のリスクは非常に小さい。

  2. 英国渡航に由来する新たなvCJD発症者が報告されない状況が続いているので、感染の可能性はますます小さくなりつつある。



長い間、献血できなかったんですが、やっと再開できるのかと思うと、なんとなくうれしくてうれしくて……。
正式に制限が緩和され次第、久しぶりに献血してこようと思います。
ついでに血液の状態(数値)も調べてもらえるし……。(^_^;)


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ふぅ

ここを見るまでまるっきり忘れてましたが、そんな制限ありましたね。
日本では、ヤコブ病に対する警戒よりもHIVチェックのための献血禁止を啓蒙する方が、より重要な気がします。
by ふぅ (2010-01-20 17:25) 

arkstar

知りませんでした。
英国への渡航者は軒並みアウトって感覚だったので、
旅行で数日間訪れただけで、献血NGっていうのは厳しすぎるよなぁって思ってました。

解除ではなく緩和ですが、今まで出来なかった方が出来るようになるのは、大きいなぁって思います。
by arkstar (2010-01-23 08:03) 

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