狐野扶実子の東京ビストロ案内 [1] - dancyu 2010年8月号 [食]
理想のビストロとは?
パリのビストロを思い浮かべたときの共通点として、狐野扶実子が思い浮かべるのが、次の共通点。
これらを満たす店が、狐野扶実子の定義によるビストロ。
高田馬場にある「ラミティエ」は、それらの共通点を満たす理想のビストロ。
パリにあっても、全く違和感のない店。
席数は24席。ビストロは、席数が20~40くらいの規模がちょうどよい。
なにより、シェフとマダムが中心となって経営しているのがいい。
パリのビストロを思い浮かべたときの共通点として、狐野扶実子が思い浮かべるのが、次の共通点。
これらを満たす店が、狐野扶実子の定義によるビストロ。
- 親しみやすさがある。
- シンプルで温かい雰囲気がある。
- 裏通りや路地にある。
- 夫婦や家族で賄っている。
- ユニフォームはなく、エプロン姿でサービスしている。
- 木製の椅子とテーブルがある。
- 手書きのメニューや黒板のメニューがある。
高田馬場にある「ラミティエ」は、それらの共通点を満たす理想のビストロ。
パリにあっても、全く違和感のない店。
席数は24席。ビストロは、席数が20~40くらいの規模がちょうどよい。
なにより、シェフとマダムが中心となって経営しているのがいい。
ラミティエ (L'AMITIE)
東京都新宿区高田馬場2-9-12
Tel. 03-5272-5010
[休] 月曜、第2火曜
ルベイとフミコのビストロ・ヌーヴォー (クレアドゥエ クレアトラベラー)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/10
- メディア: 単行本
志の輔らくご-ビギン・ザ・ビギン(ル テアトル銀座) [落語]
志の輔らくご-ビギン・ザ・ビギンを観てきました。
立川志の輔の独演会を聴くのは、今年1月のPARCO公演に引き続き、これで5回目。
会場は、初めての「ル テアトル銀座」。ちょっと緊張します。
七夕が近いこともあり、ロビーには笹が用意され、短冊を結びつけられるようになっている演出。
風鈴もあり、夏らしさを盛り上げていました。
こんな感じです。
開演まで時間があったので、とりあえず物販で「手ぬぐい(黒)」(1,000円)を購入。
なぜか今回は会場販売限定の『午前様らいぶ』のDVDは売っていません。新作があるかな、と期待していたので残念。
今日の演目は、次のとおり。
7月1日(木)から6日(火)までの期間中、基本的には同じ内容のようでした。
PARCO公演の方針なのか、今回の公演にも当日券(朝10時に電話予約)があるそうです。
それも、BOX席もある、とのこと。
地方での独演会と異なり、今回も前座なし。
いきなり志の輔さんが出てきて、公演開始です。
1幕目は「こぶとり爺さん」。
志の輔さん本人が冗談交じりで「口慣らし」とおっしゃっていましたが、正直、今ひとつ。
2幕目は「新釈 猫忠」。
このあたりから志の輔さんの調子も出てきたようで、テンポのよい展開で楽しめました。
ただ、勉強が足りないので、新解釈ではない本来の「猫忠」をよく知らないので、志の輔さん独自の解釈やアレンジがどのあたりにあるのか、よくわからなかったことには忸怩たる思いがあります。
3幕目は「しかばねの行方」。
志の輔さん本人が作家の東野圭吾氏のファンだったことから、本人から直接許可をもらった上で、東野氏の「怪笑小説」に収められている「しかばね台分譲住宅」を原作に、1998年にパルコ公演で語りおろした新作落語、とのこと。
初めて聴くお話なので、興味津々。
ナイフが背中に突き刺さった死体が、ある新興住宅地の一角で見つかったところから、自分たちの家の不動産価値の下がることをおそれた住民たちが、なんと他の住宅地(マンション)に死体を移動させる、という展開。
ブラック・ユーモアですが、笑えました。(^_^)
終演は、17時半過ぎ。
あっという間の3時間足らずでした。
ただ、短期公演のためか、前回のパルコ公演で感じた圧倒的なレベルの違いは、今回は感じませんでした。
気のせいかなぁ……?
8月16日から22日には、下北沢の本多劇場で、今年で5年目(かつ最後)の「牡丹灯籠2010」の公演があるとのこと。
ネタとして練り込まれているだろうから、ぜひ聴いてみたい。
ただ、チケットの争奪戦もすさまじいんだろうなぁ……。う~む。
立川志の輔の独演会を聴くのは、今年1月のPARCO公演に引き続き、これで5回目。
会場は、初めての「ル テアトル銀座」。ちょっと緊張します。
七夕が近いこともあり、ロビーには笹が用意され、短冊を結びつけられるようになっている演出。
風鈴もあり、夏らしさを盛り上げていました。
こんな感じです。
開演まで時間があったので、とりあえず物販で「手ぬぐい(黒)」(1,000円)を購入。
なぜか今回は会場販売限定の『午前様らいぶ』のDVDは売っていません。新作があるかな、と期待していたので残念。
今日の演目は、次のとおり。
7月1日(木)から6日(火)までの期間中、基本的には同じ内容のようでした。
一、こぶとり爺さん
二、新釈 猫忠
三、しかばねの行方
PARCO公演の方針なのか、今回の公演にも当日券(朝10時に電話予約)があるそうです。
それも、BOX席もある、とのこと。
地方での独演会と異なり、今回も前座なし。
いきなり志の輔さんが出てきて、公演開始です。
1幕目は「こぶとり爺さん」。
志の輔さん本人が冗談交じりで「口慣らし」とおっしゃっていましたが、正直、今ひとつ。
2幕目は「新釈 猫忠」。
このあたりから志の輔さんの調子も出てきたようで、テンポのよい展開で楽しめました。
ただ、勉強が足りないので、新解釈ではない本来の「猫忠」をよく知らないので、志の輔さん独自の解釈やアレンジがどのあたりにあるのか、よくわからなかったことには忸怩たる思いがあります。
3幕目は「しかばねの行方」。
志の輔さん本人が作家の東野圭吾氏のファンだったことから、本人から直接許可をもらった上で、東野氏の「怪笑小説」に収められている「しかばね台分譲住宅」を原作に、1998年にパルコ公演で語りおろした新作落語、とのこと。
初めて聴くお話なので、興味津々。
ナイフが背中に突き刺さった死体が、ある新興住宅地の一角で見つかったところから、自分たちの家の不動産価値の下がることをおそれた住民たちが、なんと他の住宅地(マンション)に死体を移動させる、という展開。
ブラック・ユーモアですが、笑えました。(^_^)
終演は、17時半過ぎ。
あっという間の3時間足らずでした。
ただ、短期公演のためか、前回のパルコ公演で感じた圧倒的なレベルの違いは、今回は感じませんでした。
気のせいかなぁ……?
8月16日から22日には、下北沢の本多劇場で、今年で5年目(かつ最後)の「牡丹灯籠2010」の公演があるとのこと。
ネタとして練り込まれているだろうから、ぜひ聴いてみたい。
ただ、チケットの争奪戦もすさまじいんだろうなぁ……。う~む。