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『ファイティング・シェフ~美食オリンピックへの道』 [映画]

高田馬場の「ラ・ミティエ」でポスターを見かけて以来、ずっと気になっていた映画『ファイティング・シェフ』をようやく観ることができました。
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1965年に得たミシュランの三つ星を40年以上維持している伝説的ともいえるフランス人シェフ、ポール・ボキューズにより、1987年からフランス・リヨンで2年に一度開催されているフランス料理の国際大会「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」。
この世界最高峰の「美食オリンピック」に挑むことになったスペイン代表ヘスース・アルマグロ。
本選出場に向け、試食会を繰り返しながら試行錯誤を続け、上位入賞を目指すヘスースは、
2005年優勝者のセルジュ・ヴィエラのアドバイスを受け、これまでの料理を大幅に変更。
スペインの威信を背負ったヘスースは、果たしてどのような料理を作るのか……。

というのが、大筋ですが、2007年大会の課題食材であるフランス・ブレス産の鶏肉、ノルウェー産のオヒョウ、ノルウェー産のタラバガニという三つの素材を駆使して、5時間半という時間制限に追われながら料理を作る姿は、戦場で戦う兵士のようにも見えました。

このヘスース・アルマグロというのは、とても飾り気のない人で、試食会での先輩達の辛口のコメントに「何度も帰りの車の中で泣きそうになった」とこぼしてみたり、本戦第二日目の上位陣(特にフランス代表)の料理の見事さに言葉を失ったりと、その想いがこちらにも直に伝わってきます。

本戦での結果は、スペイン代表としてはこれまでで最高となる第9位という記録を残したものの、ヘスース本人としては不本意な結果に終わってしまいましたが、スペインに行く機会があったら、ぜひ彼が働くレストランに行ってみたいものです。

ファイティング・シェフ公式サイト
http://bishoku-movie.com/


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