『俺は、中小企業のおやじ』(鈴木修,日本経済新聞出版社,2009.02.24) [本]
インドに行った際、街にあふれるスズキ車(特に、スイフト)の勢いを見て、ずっと気になっていたスズキ自動車の会長兼社長の著書。
自伝というか、経営哲学本というか、ビジネス書というか……?
とにかく、圧倒されるのは、売上高が3兆円あろうと、(当時は)天下のGMと提携しようと、『スズキは中小企業である』とする、鈴木会長の徹底した意識のあり方。
中小企業であるということを前提とした企業戦略から、どんなに小さな市場でも1番になることを重視し、当時は、世界中のどこの自動車会社もまだ進出していなかったインドに拠点を築き、圧倒的なシェアを獲り、現在の地位を確立した手腕には、驚きというより感動を覚えざるを得ない。
リコール問題でトヨタさえ揺れる今、日本でももっとスズキの車を見直すべきなのかもしれない、と思う今日この頃。
自伝というか、経営哲学本というか、ビジネス書というか……?
とにかく、圧倒されるのは、売上高が3兆円あろうと、(当時は)天下のGMと提携しようと、『スズキは中小企業である』とする、鈴木会長の徹底した意識のあり方。
中小企業であるということを前提とした企業戦略から、どんなに小さな市場でも1番になることを重視し、当時は、世界中のどこの自動車会社もまだ進出していなかったインドに拠点を築き、圧倒的なシェアを獲り、現在の地位を確立した手腕には、驚きというより感動を覚えざるを得ない。
リコール問題でトヨタさえ揺れる今、日本でももっとスズキの車を見直すべきなのかもしれない、と思う今日この頃。